AUTOMATIC HTML VERSION

論文メモ:Countable Dense HomogeneityのLaTeXML自動変換版です。自動検査には合格していますが、元PDFとの目視比較は未実施です。正本はPDF・TeXです。

論文メモ
— Countable dense homogeneity —

ナンブ キトラ
HTML変換日:2026年7月26日

本棚を整理したいので, 溜まっている論文のメモを書いて未来への手紙とすることにする.

この論文の束は 位相空間のcountable dense homogeneity (可算稠密等質性) を調べた時に集めたものだと思う. 位相空間Xが countably dense homogeneous であるとはXの可算な稠密部分集合AB に対して ある同相写像f:XX であってf(A)=Bを満たすものが存在する時にいう. ユークリッド空間nの可算稠密等質性は はてなブログ電波通信でも紹介したことがある (https://concious4410.hatenablog.com/entry/2022/03/13/153112). あの記事は 有名な次元論の本 [6] で紹介されていた証明方法にギャップがあったので埋めたという記事である. ちなみに可算稠密等質性をもつ空間が普通の意味で等質性を満たすかどうかはどうやら微妙らしい.

論文 [2][5]nの可算稠密等質性を証明した論文らしいことがメモとして本棚に残されていたが, フランス語とドイツ語なのでよくわかんなかった.

論文 [1] はcountable dense homogeneity を初めて定義した論文だと思う. 位相空間Xがstrongly locally homogeneous とは任意の点xX とその任意の開近傍U についてあるxの開近傍VVU となるもの が存在して 任意の yVについて同相写像h:XX が存在してh(x)=yであって, h|XU=1X を満たすものが存在する時にいう. ユークリッド空間とか, カントール集合とかはこの性質を満たす. この時以下を示している.

定理 1.

Xを局所コンパクトな可分距離空間で strongly locally homogeneous と仮定する. この時Xは countable dense homogeneous である.

この定理から ユークリッド空間がcountable dense homogeneous であることがわかる.

論文 [7] ではnのCDHの同相写像f は任意に ϵ(0,) を与えたとして supxn|f(x)x|<ϵ を満たすように取れることを証明している.

論文 [8] では位相空間Xに何か適切な条件をつけて 可算稠密等質性から他の等質性を 導くということをやっている.

論文 [4] は可算稠密等質性と Baire性質について調べていると思うけど よくわかんなかったごめん! CHとかを仮定する話をしているので set-theoretic topology になると思う.

論文[9] ではポーランド空間であって, 可算稠密等質性を持ちながら 稠密開集合であってそれは自己同相写像が恒等写像 しかないものを持つようなものを構成している. すごい変な空間.

[3] は等質性に関するサーベイである. 可算稠密等質性も扱っている. 可算稠密等質性についてまた調べたくなったら この論文が引用している論文や この論文を引用している論文に目を通せばいいと思う.

References