ヤバイ補題
HTML変換日:2026年7月26日
この文章ではとする。また について
と書くことにする。
定理 1 (The Horrible Lemma).
の任意の有限部分集合に対してが存在して次を充たす。
| (1) | |||
| (2) |
証明.
を第成分への射影とする。さて
と定義する。つまりの元の成分全体の集合である。が有限集合であるからも有限集合である。今
と定義する。このとき
と置けば条件は充たされる。まず条件に関しては明らかである。ところでに辞書式順序を導入するつまり
という順序である。よく知られているようにこの順序は線型順序である。
に対してであるから
はを底とした位取り進数表記になっている。よってよく知られているように、ならば
である。111要するに進数は頭から位の大きい順に位毎に大きさを比べていけば大きさの大小がわかるということである。例えば10進数で4625と4689は一番大きい位から順にとなるのでという風に大小関係がわかるのである。3244と23は23を0023と考えればからがわかる。が線型順序であることを思い出せばが充たされることはすぐわかる。 ∎