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リース・マルコフ・角谷の表現定理の証明(入射角16.225°の測度論入門2)のLaTeXML自動変換版です。自動検査には合格していますが、元PDFとの目視比較は未実施です。正本はPDF・TeXです。

リース-マルコフ-角谷の表現定理

電波通信
HTML変換日:2026年7月26日

この文章では局所コンパクトハウスドルフ空間上の実数値関数の線型形式と測度の関係を物語るリース-マルコフ-角谷の表現定理を証明する。この文章では位相空間(X,𝔒)のコンパクト集合全体を記号Cpt⁢(X)で表すことにする。𝔒はもちろん開集合系である。また𝔓⁢(X)でXの冪集合を表す。𝔓はPのフラクトゥールである。PowerのPである。またこの文章では、ℕは0を含めないものとする。つまり1から始まる。しかし証明のstepは−1から始まる。悪しからず。
証明は全部で16stepあるが各stepひとつひとつは難しくない。証明のアイデアはシンプルだが、証明がやたらに長いだけである。長さに心を脅かされないで欲しい。

-1 位相からの準備

定義 1 (関数の台).

位相空間X上の実連続関数f:X→ℝについて、fの台(サポート)supp⁢fを

supp⁢f=CL⁢{x∈X|f⁢(x)≠0}

と定義する。閉包をとっていることに注意しよう。台は常に閉集合である。

台がコンパクトな関数はコンパクト台、もしくはコンパクトサポートを持つという。

定理 2 (局所コンパクトハウスドルフ空間上のウリゾーンの補題).

局所コンパクトハウスドルフ空間の互いに交わらないコンパクト集合Kと閉集合Fは実連続関数で分離できる。更にその連続関数のコドメインは[0,1]に取れる。

証明.

空間を1点コンパクト化してもわかるし、一般に完全正則空間はこの性質をもつことからもわかる。局所コンパクトハウスドルフ空間は完全正則なのである。もしくは以下で述べる局所コンパクトハウスドルフ空間のコンパクト集合上の単位の分割からもわかる。 ∎

以下の三つの単位の分割に関する定理はこの文章では証明しない。電波通信の該当する記事を見て欲しい。

定理 3 (コンパクトハウスドルフ空間上の単位の分割).

コンパクトハウスドルフ空間Xの有限開被覆{Uk}k=1,2,⋯⁢n について実連続関数の族{fk}k=1,2,⋯⁢nが存在して以下を充たす。

supp⁢fk⊂Uk
0≤fk≤1
∑k=1nfk≡1

定理3の系として次のものがある。

系 4 (局所コンパクトハウスドルフ空間のコンパクト集合上の単位の分割).

局所コンパクトハウスドルフ空間Xのコンパクト集合Kと有限個の開集合の族 {Uk}k=1,2,⋯⁢nが

K⊂⋃k=1nUk

を充たしてるとする。このとき実連続関数の族{fk}k=1,2,⋯⁢nが存在して以下を充たす。

supp⁢fk⊂Uk
0≤fk≤1
∀x∈K⁢∑k=1nfk⁢(x)≡1

このような関数族{fk}k=1,2,⋯⁢nを開被覆{Uk}k=1,2,⋯⁢nに従属するK上の単位の分割という。

また、系3を改良して単位の分割がコンパクト台を持つようにできる。

定理 5 (局所コンパクトハウスドルフ空間のコンパクト集合上のコンパクトサポートな単位の分割).

局所コンパクトハウスドルフ空間Xのコンパクト集合Kと有限個の開集合の族 {Uk}k=1,2,⋯⁢nが

K⊂⋃k=1nUk

を充たしてるとする。このとき実連続関数の族{fk}k=1,2,⋯⁢nが存在して以下を充たす。

各supp⁢fk⁢はコンパクト
supp⁢fk⊂Uk
0≤fk≤1
∀x∈K⁢∑k=1nfk⁢(x)≡1

このような関数族{fk}k=1,2,⋯⁢nを開被覆{Uk}k=1,2,⋯⁢nに従属するK上のコンパクト台を持つ単位の分割という。

0 定理と証明

定義 6.

局所コンパクトハウスドルフ空間上の台がコンパクトな実連続関数全体を

Cc⁢(X)

で表す。更にCc⁢(X)の元の内、常に正の値を取る関数全体を

Cc+⁢(X)

と表す。 つまり

Cc+⁢(X)={f|f∈Cc⁢(X)⁢f≥0}

である。

定義 7 (正値線型形式).

Cc⁢(X)上の線型形式とは線形写像

Λ:Cc⁢(X)→ℝ

のことであるが、線型形式のうち

∀f∈Cc+⁢(X)⁢Λ⁢f≥0

を充たすΛをX上の正値線型形式という。またg≥fならg−f≥0から

Λ⁢g=Λ⁢(f+g−f)=Λ⁢f+Λ⁢(g−f)≥Λ⁢f

つまり

g≥f⟹Λ⁢g≥Λ⁢f

となるから正値線型形式とは単調な線型形式と言っても良い

定義 8 (内部正則性、外部正則性).

(X,𝔒)が位相空間とし、更に 測度空間(X,𝔐,μ)が𝔒⊂𝔐を充たすとする。この仮定のもとXの可測集合Eが

μ⁢(E)=inf{μ⁢(V)|V∈𝔒⁢E⊂V}

を充たすときEは外部正則であるという。またEが

μ⁢(E)=sup{μ⁢(K)|K∈Cpt⁢(X)⁢K⊂E}

を充たすときEは内部正則であるという。

定理 9 (Riesz-Markov-角谷の表現定理).

局所コンパクトハウスドルフ空間(X,𝔒)上の関数空間Cc⁢(X)上のの正値線型形式Λが与えられたときこのΛに対してX上のσ加法族𝔐と(X,𝔐)上の測度μが存在して以下を充たす。

(1) 𝔅⁢(X)⊂𝔐
(2) ∀K∈Cpt⁢(X)⁢μ⁢(K)<∞
(3) ∀E∈𝔐⁢E⁢は⁢外⁢部⁢正⁢則⁢つ⁢ま⁢り
μ⁢(E)=inf{μ⁢(V)|V∈𝔒⁢E⊂V}
(4) E∈𝔐⁢ が開集合、もしくは⁢μ⁢(E)<∞⁢ ならば Eは内部正則⁢つ⁢ま⁢り
μ⁢(E)=sup{μ⁢(K)|K∈Cpt⁢(X)⁢K⊂E}
(5) E∈𝔐⁢F⊂E⁢μ⁢(E)=0⁢な⁢ら⁢ば⁢F∈𝔐⁢つ⁢ま⁢り⁢測⁢度⁢空⁢間⁢(X,𝔐,μ)⁢は⁢完⁢備
(6) ∀f∈Cc⁢(X)⁢Λ⁢f=∫Xf⁢𝑑μ

ここで𝔅⁢(X)は位相空間(X,𝔒)のボレル集合族を表す。さらに(X,𝔐)上のこのような測度は一意的である。

証明

step -1 (準備).

証明で用いる関数や集合を定義する。まずf∈Cc+⁢(X)が

f≤χV

を充たすとき

f≺V

と書くことにする。更にf∈Cc+⁢(X)が

χK≤f

を充たすとき

K≺f

と書くことにする。≺は普通の二項関係では無いことに注意しよう。ここでχAでAの特性関数を表した。 さてV∈𝔒について

μ⁢(V)=sup{Λ⁢f|f≺V⁢f∈Cc+⁢(X)}

と定義する。μは写像μ:𝔒→[0,+∞]であり、定義から明らかに

U⊂V⟹μ⁢(U)≤μ⁢(V)

である。次のようにしてμの定義域を𝔓⁢(X)まで拡張する。E∈𝔓⁢(X)について

μ⁢(E)=inf{μ⁢(V)|V∈𝔒⁢E⊂V}

と定義する。U,V∈𝔒,U⊂V⟹μ⁢(U)≤μ⁢(V)から一般のE∈𝔓⁢(X)で定義されたμはV∈𝔒に対するμ⁢(V)とちゃんと両立している。また、定義からすぐわかるようにE,F∈𝔓⁢(X)について

E⊂F⟹μ⁢(E)≤μ⁢(F)

となる。これをμの単調性と呼ぼう。 さて 加法族や測度すら構成していないが呼び名が無いのも不便なのでE∈𝔓⁢(X)が

μ⁢(E)=sup{μ⁢(K)|K∈Cpt⁢(X)⁢K⊂E}

を充たしてるとき内部正則性を持つ、または内部正則であると言うことにしよう。この語は正式には加法族を定義した後に使うべきだが、証明の中で呼び名がないのが本当に不便なだけである。そして

𝔐F={E∈𝔓⁢(X)|μ⁢(E)<∞⁢E⁢は⁢内⁢部⁢正⁢則}

と定義し、この𝔐Fを用いて

𝔐={E∈𝔓⁢(X)|∀K∈Cpt⁢(X)⁢E∩K∈𝔐F}

と定義する。μの単調性からE∈𝔐のとき F⊂Eでμ⁢(E)=0ならばF∈𝔐がわかる。よって定理の(5)の性質が確認された。

step 0 (step 1のための主張:開集合に対する劣加法性).

{Vi}i∈ℕ⊂𝔒のとき

μ⁢(⋃i=1∞Vi)≤∑i=1∞μ⁢(Vi)
証明.

簡単のためにV=⋃i=1∞Viと置く。 α<μ⁢(V)となる任意のαを取るとμ⁢(V)の定義から

α<Λ⁢f,f≺V

となるf∈Cc+⁢(X)が存在する。さてK=supp⁢fと置くとK∈Cpt⁢(X)でK⊂Vであるので{Vi}i∈ℕの中から有限個選んでKを被覆できる。必要なら番号付けを変えて

K⊂⋃i=1nVi

として良い。定理5[局所コンパクトハウスドルフ空間上の台がコンパクトな単位の分割]より{V1,V2.⋯,Vn}に従属するK上の台がコンパクトな1の分割{hi}i=1,2,⋯,nが存在する。これについてhi≺Viと0≤f≤1から

f=∑i=1nhi⁢f

及び

hi⁢f≤hi

が成り立つので、hi≺Viとμ⁢(Vi)の定義とを合わせて

α<Λ⁢f=∑i=1nΛ⁢(hi⁢f)≤∑i=1nΛ⁢hi≤∑i=1nμ⁢(Vi)≤∑i=1∞μ⁢(Vi)

を得る。つまり

α<∑i=1∞μ⁢(Vi)

なのでαの任意性から

μ⁢(V)≤∑i=1∞μ⁢(Vi)

が分かる。 ∎

step 1 (劣加法性).

{Ei}i⁢n⁢ℕ⊂𝔓⁢(X)に対し

μ⁢(⋃i=1∞Ei)≤∑i=1∞μ⁢(Ei)
証明.

ある番号iについてμ⁢(Ei)=∞ならばμの単調性から

μ⁢(⋃i=1∞Ei)=+∞,∑i=1∞μ⁢(Ei)=+∞

となるので不等式は成立する。

∀i∈ℕ⁢μ⁢(Ei)<∞のときを考えよう。このときμ⁢(Ei)の定義から 任意のε>0を与えたとき各iについて

μ⁢(Vi)<μ⁢(Ei)+ε2i

となる開集合Viが存在する。そして

⋃i=1∞Ei⊂⋃i=1∞Vi

なので先の主張とμの単調性から

μ⁢(⋃i=1∞Ei)≤μ⁢(⋃i=1∞Vi)≤∑i=1∞μ⁢(Vi)≤∑i=1∞μ⁢(Ei)+∑i=1∞ε2i=∑i=1∞μ⁢(Ei)+ε

を得て、εは任意であったので結局

μ⁢(⋃i=1∞Ei)≤∑i=1∞μ⁢(Ei)

が成り立つ。 ∎

step 2 (𝔐F とCpt⁢(X) の関係).

∀K∈Cpt⁢(X)⁢μ⁢(K)<∞ が成り立つ。更にμ⁢(K)=inf{Λ⁢f|f∈Cc+⁢(X)⁢K≺f}が成り立ち、 特にK∈𝔐Fが成り立つ。つまりCpt⁢(X)⊂𝔐F

証明.

f∈Cc+⁢(X)をK≺fとする。そして1<αを任意に与え

Vα={x| 1<α⁢f⁢(x)}

と定義するとVαは開集合でK⊂Vαとなる。ここでμ⁢(Vα)を使いたいがためにg≺Vαとなるg∈Cc+⁢(X)を任意に与えるともちろん

g⁢(x)≤χVα⁢(x)

であり、Vα上1<α⁢fなのでχVα<α⁢fが成り立つので

∀x∈X⁢g⁢(x)<α⁢f⁢(x)

を得る。よって

Λ⁢g≤Λ⁢(α⁢f)=α⁢Λ⁢f

を得る。そしてgは任意だったので、μの単調性と合わせて

μ⁢(K)≤μ⁢(Vα)=sup{Λ⁢g|g∈Cc+⁢(X),g≺Vα}≤α⁢Λ⁢f

が分かる。 ゆえに任意のα∈(1,+∞)について

μ⁢(K)≤α⁢Λ⁢f

が成り立ち、α↓1とすれば

μ⁢(K)≤Λ⁢f

を得て、Λ⁢f<∞なので、μ⁢(K)<∞ということが分かった。

さて、μ⁢(K)は有限の値であることがわかったのでε>0を任意に与えたときμの定義から

μ⁢(V)<μ⁢(K)+ε,K⊂V

となる開集合Vが存在する。ウリゾーンの補題の補題から K≺f≺Vとなるfが存在するが、μ⁢(V)の定義から

Λ⁢f≤μ⁢(V)<μ⁢(K)+ε

となる。結局

∀ε>0⁢∃f∈Cc+⁢(X)⁢(K≺f)∧(Λ⁢f<μ⁢(K)+ε)

が成立するが、これはつまり

μ⁢(K)=inf{Λ⁢f|f∈Cc+⁢(X)⁢K≺f}

が成り立つということである。 ∎

step 3 (開集合の内部正則性).

V∈𝔒ならばVは内部正則である。よって特にμ⁢(V)<∞ならばV∈𝔐F

証明.

α<μ⁢(V)となる任意のαを与えるとf∈Cc+⁢(X)が存在して

f≺V,α<Λ⁢f≤μ⁢(V)

となる。さてK=supp⁢fと置く。このときK≺gとなる任意のg∈Cc+⁢(X)について f≤gなので

Λ⁢f≤Λ⁢g

そしてK≺gとなるgで下限を取ると先のstep2[𝔐FとCpt⁢(X)の関係]より

μ⁢(K)=inf{Λ⁢g|g∈Cc+⁢(X)⁢K≺g}

なので

α<Λ⁢f≤μ⁢(K)

つまり

α<μ⁢(K)

が成り立つ。そして αは任意でK⊂Vであったので結局

μ⁢(V)=sup{μ⁢(K)|K∈Cpt⁢(X),K⊂V}

が成立する。 ∎

step 4 (step 5のための主張).

K1,K2∈Cpt⁢(X)が互いに素なとき

μ⁢(K1∪K2)=μ⁢(K1)+μ⁢(K2)

が成立する。

証明.

step1[劣加法性]より

μ⁢(K1∪K2)≤μ⁢(K1)+μ⁢(K2)

である。 以下逆向きの評価を示す。K=K1∪K2と置き、step2[𝔐FとCpt⁢(X)の関係]を踏まえてK≺fとなる任意のf∈Cc+⁢(X)を取る。K1∩K2=Øと定理2[ウリゾーンの補題]から連続関数g:X→[0,1]が存在して

g|K1≡1,g|K2≡0,g∈Cc+⁢(X)

を充たす。このgを用いると

f=g⁢f+(1−g)⁢f,K1≺g⁢f,K2≺(1−g)⁢f

となり、fがコンパクト台を持つことから、g⁢fと(1−g)⁢fもコンパクト台を持つ。そしてstep2[𝔐FとCpt⁢(X)の関係]より

Λ⁢f=Λ⁢(g⁢f)+Λ⁢((1−g)⁢f)≥μ⁢(K1)+μ⁢(K2)

つまり

Λ⁢f≥μ⁢(K1)+μ⁢(K2)

であり、fの任意性と、再びstep2[𝔐FとCpt⁢(X)の関係]から

μ⁢(K)≥μ⁢(K1)+μ⁢(K2)

が成り立つ。 ∎

step 5 (𝔐Fでの完全加法性).

{Ei}∈ℕ⊂𝔐Fが互いに素な族のとき

μ⁢(⋃i∈ℕEi)=∑i=1∞μ⁢(Ei)

が成り立つ。そして特にμ⁢(⋃i∈ℕEi)<∞ならば⋃i∈ℕEi∈𝔐Fである。

証明.

μ⁢(Ei)<∞に注意しよう。まずEi∈𝔐Fなので任意のε>0を与えると、内部正則性から各Ei毎に

Hi⊂Ei⁢μ⁢(Hi)>μ⁢(Ei)−ε2i

となるHi∈Cpt⁢(X)が存在する。{Ei}が互いに素なので{Hi}も互いに素で Kn=⋃i=1nHiと置くと先のstep4を繰り返し用いて

μ⁢(Kn)=∑i=1nμ⁢(Hi)

を得る。さてKn⊂Eなので、μの単調性から

μ⁢(E)≥μ⁢(Kn)=∑i=1nμ⁢(Hi)>∑i=1nμ⁢(Ei)−∑i=1nε2i>∑i=1nμ⁢(Ei)−ε

つまり

μ⁢(E)≥∑i=1nμ⁢(Ei)−ε

が任意のn∈ℕで成り立つ。 εは任意なので

μ⁢(E)≥∑i=1nμ⁢(Ei)

が任意のn∈ℕで成り立つ。そして n→∞として

μ⁢(E)≥∑i=1∞μ⁢(Ei)

を得る。 逆向きの不等式はstep1[劣加法性]から得られるので結局

μ⁢(E)=∑i=1∞μ⁢(Ei)

が得られてこのstep5の前半が示された。以下後半を示す。

μ⁢(E)<∞ならば

μ⁢(E)=∑i=1∞μ⁢(Ei)=limn→∞∑i=1nμ⁢(Ei)

より、任意にε>0を与えたときに番号を十分大きく取れば,

μ⁢(E)<∑i=1nμ⁢(Ei)+ε<μ⁢(Kn)+2⁢ε

で111μ⁢(E)=∞ならばこの不等式は成り立たないKn⊂Eかつ、Knはコンパクトなので結局

μ⁢(E)=sup{μ⁢(K)|K∈Cpt⁢(X)⁢K⊂E}

が得られる。よってE∈𝔐Fとなる。 ∎

step 6 (内側と外側からの近似).

以下は同値

(1) E∈𝔐F
(2) ∀ε>0⁢∃K∈Cpt⁢(X)⁢∃V∈𝔒⁢(K⊂E⊂V)∧(μ⁢(V∖K)<ε)
証明.

[(1)⟹(2)]

μ⁢(E)の定義からε2に対してE⊂VとなるV∈𝔒が存在して

μ⁢(V)−ε2<μ⁢(E)

を充たす。ここでμ⁢(V)<∞に注意せよ。そしてE∈𝔐Fから内部正則性によりε2に対してK⊂EとなるK∈Cpt⁢(X)が存在して

μ⁢(E)<μ⁢(K)+ε2

を充たす。K⊂E⊂Vに注意せよ。 そしてV∖Kは開集合でμ⁢(V∖K)≤μ⁢(V)<∞なのでstep3[開集合の内部正則性]よりV∖K∈𝔐Fそしてstep2[𝔐FとCpt⁢(X)の関係]よりK∈𝔐Fなのでstep5[𝔐F上の完全加法性]より

μ⁢(V)=μ⁢(V∖K)+μ⁢(K)

が成り立つ。つまり

μ⁢(V∖K)=μ⁢(V)−μ⁢(K)

である。そしてμ⁢(V)−ε2<μ⁢(E),μ⁢(E)<μ⁢(K)+ε2より

μ⁢(V∖K)=μ⁢(V)−μ⁢(K)<ε2+μ⁢(E)−μ⁢(E)+ε2<ε

なので(2)が結論される。

[(1)⟹(2)の証明終わり]

[(2)⟹(1)]
(2)とstep1[劣加法性]とstep2[μ⁢(K)の有限性]から

μ⁢(E)≤μ⁢(V)≤μ⁢(V∖K)+μ⁢(K)<ε+μ⁢(K)<∞

が成立するのでμ⁢(E)<∞そして任意にε>0を与えたとき(2)の条件を充たすK,Vが存在してstep1[劣加法性]とμの単調性から

μ⁢(E)≤μ⁢(E∖K)+μ⁢(K)≤μ⁢(V∖K)+μ⁢(K)<ε+μ⁢(K)

が成り立つが、これは内部正則性

μ⁢(E)=sup{μ⁢(K)|K∈Cpt⁢(X)⁢K⊂E}

が成り立つことを示している。よってE∈𝔐F

[(2)⟹(1)の証明終わり] ∎

step 7 (𝔐Fの有限加法性).

A,B∈𝔐F⟹A∖B,A∪B,A∩B∈𝔐F

証明.

step6[内側と外側からの近似]を利用する。A,B∈𝔐Fとする。任意にε>0を与えたときにstep6より

K⊂A⊂U,μ⁢(U∖K)<ε2
L⊂B⊂V,μ⁢(V∖L)<ε2

となるK,L∈Cpt⁢(X)及びU,V∈𝔒が存在する。 さて A∖B=A∩Bc なので

K∩Vc⊂A∖B⊂U∩Lc

となり C=K∩Vc,O=U∩Lcと置くと(C,O)∈Cpt⁢(X)×𝔒でそして

O∖C=(U∩Lc)∖(K∩Vc)=(U∩Lc)∩(Kc∪V)
=(U∩Lc∩Kc)∪(U∩V∩Lc)

ところで

U∩Lc∩Kc⊂U∩Kc=U∖K
U∩V∩Lc⊂V∩Lc=V∖L

なので結局

O∖C⊂(U∖K)∪(V∖L)

が成り立ち、そして step1[劣加法性]より

μ⁢(O∖C)≤μ⁢(U∖K)+μ⁢(V∖L)<ε2+ε2=ε

が分かる。 故にstep6[内側と外側からの近似]からA∖B∈𝔐Fとなる。さらに

A∪B=(A∖B)∪B⁢(直⁢和)

なので証明の前半とstep5[𝔐F上の完全加法性]よりA∪B∈𝔐Fがわかり、さらに

A∩B=A∖(A∖B)

なので証明の前半よりA∩B∈𝔐Fが分かる。 ∎

step 8 (𝔐Fと𝔐の関係).

𝔐F⊂𝔐が成立する。

証明.

E∈𝔐Fとする。step2[𝔐FとCpt⁢(X)の関係]からCpt⁢(X)⊂𝔐Fなのでstep7[𝔐Fの有限加法性]よりE∩K∈𝔐Fよって𝔐の定義から E∈𝔐つまり𝔐F⊂𝔐 ∎

step 9 (𝔐のσ加法性).

𝔐はσ加法族

証明.

A∈𝔐とすると任意のK∈Cpt⁢(X)についてA∩K,K∈𝔐Fなのでstep7[𝔐Fの有限加法性]から Ac∩K=K∖(A∩K)∈𝔐Fである。K∈Cpt⁢(X)は任意だったので Ac∈𝔐つまり

A∈𝔐⟹Ac∈𝔐

さて次に{An}n∈ℕ⊂𝔐についてA=⋃n∈ℕAnを考える。任意のK∈Cpt⁢(X)について、各i∈ℕにつき、Ai∩K∈𝔐Fである。ここで{Bn}n∈ℕ⊂𝔐Fを帰納的に

B1=A1∩K,Bn=(An∩K)∖(B1∪B2∪⋯∪Bn−1)

と定義する。step7[𝔐Fの有限加法性]から確かに各nについてBn∈𝔐Fである。そして定義から明らかに{Bn}n∈ℕは互いに素な族で

∐n∈ℕBn=A∩K

が成り立ち、μの単調性からμ⁢(A∩K)≤μ⁢(K)<∞なのでstep5[𝔐F上の完全加法性]からA∩K∈𝔐Fとなる。よってK∈Cpt⁢(X)の任意性と𝔐の定義からA∈𝔐が分かり、つまり

{An}n∈ℕ⊂𝔐⟹⋃n∈ℕAn∈𝔐

となる。以上から𝔐はσ加法族であることがわかる。 ∎

step 10 (Borel性).

𝔐はXのボレル集合を全て含む。

証明.

AをXの任意の閉集合とすると任意のK∈Cpt⁢(X)についてA∩Kはコンパクト集合である。よってstep2[𝔐FとCpt⁢(X)の関係]からA∩K∈𝔐Fとなり𝔐の定義からA∈𝔐となる。以上から𝔐はXの全ての閉集合を含んでいる。step9より𝔐はσ加法族なので𝔐はXのボレル集合を全て含んでいる。 ∎

step 11 (𝔐Fの正体).

𝔐F={E∈𝔓⁢(X)|E∈𝔐⁢か⁢つ⁢μ⁢(E)<∞}

証明.

見やすくするために𝔑={E∈𝔓⁢(X)|E∈𝔐⁢か⁢つ⁢μ⁢(E)<∞}と置く。定義から明らかに𝔑⊂𝔐となることに注意せよ。

step8[𝔐Fと𝔐の関係]より𝔐F⊂𝔐で、𝔐Fの定義からE∈𝔐Fならばμ⁢(E)<∞なので

𝔐F⊂𝔑

が分かる。 以下逆向きの包含関係を示す。

E∈𝔑ならばμ⁢(E)<∞であるのでμの定義からV∈𝔒が存在し、

E⊂V,μ⁢(V)<μ⁢(E)+1

を充たす。そしてμ⁢(E)<∞よりμ⁢(V)<∞なのでstep3[開集合の内部正則性]よりV∈𝔐Fとなる。さてV∈𝔐Fとstep6[内側と外側からの近似]から任意にε>0を与えるとK∈Cpt⁢(X)が存在して

K⊂V,μ⁢(V∖K)<ε2

を充たす。そしてE∈𝔑⊂𝔐なので、𝔐の定義からこのKについてE∩K∈𝔐Fなので 内部正則性からL∈Cpt⁢(X)が存在して

L⊂E∩K,μ⁢(E∩K)<μ⁢(L)+ε2

となる。 さて、E⊂VよりE∖K⊂V∖Kなので

E=(E∩K)∪(E∩Kc)⊂(E∩K)∪(V∖K)

となり、

μ⁢(E)≤μ⁢(E∩K)+μ⁢(V∖K)<μ⁢(L)+ε

が従う。 つまり

∀ε>0⁢∃L∈Cpt⁢(X)⁢μ⁢(E)<μ⁢(L)+ε

が成り立ち、 これはEが内部正則となることを示している。よってE∈𝔐Fつまり𝔑⊂𝔐Fとなる。

以上から𝔐F=𝔑がわかる。 ∎

step 12 (測度).

μは𝔐上の測度である。

証明.
μ⁢(Ø)=0

は定義からすぐにわかる。完全加法性については、互いに素な族{Ei}i∈ℕ⊂𝔐を考えるとき、 ある番号nでμ⁢(En)=∞ならば明らかに

∑i=1∞μ⁢(Ei)=∞

で⋃i∈ℕEi⊃Enとμの単調性から

μ⁢(E)=∞

なので

μ⁢(E)=∞=∑i=1∞μ⁢(Ei)

となる。すべての番号でμ⁢(Ei)<∞ならばstep11[𝔐Fの正体]から{Ei}⊂𝔐Fであり、これとstep5[𝔐F上の完全加法性]より

μ⁢(E)=∑i=1∞μ⁢(Ei)

が成り立つので結局いづれにせよμの完全加法性は示された。 ∎

これまでのstepでX上に測度が構成された。あとはΛと両立することと、一意性を示せばよい。

step 13 (Λとμの両立性).

∀f∈Cc⁢(X)⁢Λ⁢f=∫Xf⁢𝑑μが成立する。

証明.
∀f∈Cc⁢(X)⁢Λ⁢f≤∫Xf⁢𝑑μ

を示せば良い。なぜならfの代わりに−fを当てはめれば線形性から逆向きの不等式が得られるからである。以下この不等式を示す。
f∈Cc⁢(X)とε>0を任意に与えK=supp⁢f,Im⁢f⊂[a,b]と置く。そしてこのa,bとεについて

y0<a<y1<⋯<yn−1<yn=b,∀i⁢yi−yi−1<ε

となる点列{yi}i=0nを適当に一つ固定する。更にこの点列に対応して

Ei={x∈X|yi−1<f⁢(x)≤yi}∩K

と定義すると、fの連続性から{x|yi−1<f⁢(x)≤yi}はXのボレル集合であるから各Eiもボレル集合であり、結局Ei∈𝔐となる。

また、定義から明らかに{Ei}i=1nは互いに素で ∐i=1nEi=Kであること及び

μ⁢(K)=μ⁢(∐i=1nEi)=∑i=1nμ⁢(Ei)

が成り立つことに注意せよ。

そしてEi⊂Kなのでμ⁢(Ei)<∞であり、μの定義から各Ei毎にVi∈𝔒が存在して

Ei⊂Vi,μ⁢(Vi)<μ⁢(Ei)+εn

を充たす。fが連続関数であることから{x|f⁢(x)<yi+ε}は開集合で、Ei⊂{x∈X|f⁢(x)<yi+ε}となるから、 必要ならViと{x∈X|f⁢(x)<yi+ε}との共通部分を新たにViと名前を付け替えて、Viは更に付け加えて

Ei⊂Vi,μ⁢(Vi)<μ⁢(Ei)+εn,∀x∈Vi⁢f⁢(x)<yi+ε

を充たすとしてもよい。さて明らかに

K⊂⋃i=1nVi

なのでXが局所コンパクトハウスドルフ空間であることと定理5[局所コンパクトハウスドルフ空間上の台がコンパクトな単位の分割]から台がコンパクトな実連続関数の族{hi}i=1,2,⋯⁢nが存在して以下を充たす。

supp⁢hi⊂Vi
0≤hi≤1
∀x∈K⁢∑i=1nhi⁢(x)≡1

そしてこの性質から

K≺∑i=1nhi⁢(x),∀i⁢hi≺Vi

がわかり、step2[𝔐FとCpt⁢(X)の関係]から

μ⁢(K)≤Λ⁢(∑i=1nhi)=∑i=1nΛ⁢hi

がわかる。そしてsupp⁢f=Kから簡単に

f=∑i=1nhi⁢f

が知れる。さらに ∀x∈Vi⁢f⁢(x)<yi+εなので

hi⁢f≤(yi+ε)⁢hi

がわかり、yi−yi−1<εから∀x∈Ei⁢yi−ε<f⁢(x)なので

(yi−ε)⁢χEi≤χEi⁢f⁢(x)

がわかる。つまり

s:=∑i=1n(yi−ε)⁢χEi≤f

である。このsは単関数であり、

∫Xs⁢𝑑μ=∑i=1n(yi−ε)⁢μ⁢(Ei)

となる。そしてs≤fなので積分の単調性から

∫Xs⁢𝑑μ≤∫Xf⁢𝑑μ

が分かり、以上を合わせて

∑i=1n(yi−ε)⁢μ⁢(Ei)≤∫Xf⁢𝑑μ

となることに留意せよ。

以上分かったことをふんだんに用いて目標の不等式を示す。 まずhi⁢f≤(yi+ε)⁢hiから

Λ⁢f=∑i=1nΛ⁢(hi⁢f)≤∑i=1n(yi+ε)⁢Λ⁢(hi)=∑i=1n(|a|+yi+ε)⁢Λ⁢(hi)−|a|⁢∑i=1Λ⁢(hi)

がわかる。そしてμ⁢(K)≤Λ⁢(∑i=1nhi)=∑i=1nΛ⁢hiから

∑i=1n(|a|+yi+ε)⁢Λ⁢(hi)−|a|⁢∑i=1Λ⁢(hi)≤∑i=1n(|a|+yi+ε)⁢Λ⁢(hi)−|a|⁢μ⁢(K)

と得る。次にhi≺Viと開集合に対するμの定義からΛ⁢hi≤μ⁢(Vi)なので|a|+yi+ε≥0に注意して

∑i=1n(|a|+yi+ε)⁢Λ⁢(hi)−|a|⁢μ⁢(K)≤∑i=1n(|a|+yi+ε)⁢μ⁢(Vi)−|a|⁢μ⁢(K)

を得る。Viの取り方からμ⁢(Vi)<μ⁢(Ei)+εnが分かり、これと|a|+yi+ε≥0とμ⁢(K)=∑i=1nμ⁢(Ei)に注意して

∑i=1n(|a|+yi+ε)⁢μ⁢(Vi)−|a|⁢μ⁢(K)
≤∑i=1n(|a|+yi+ε)⁢(μ⁢(Ei)+εn)−|a|⁢μ⁢(K)
=|a|⁢∑i=1nμ⁢(Ei)+∑i=1nyi⁢μ⁢(Ei)+ε⁢∑i=1nμ⁢(Ei)+εn⁢∑i=1n(|a|+yi+ε)−|a|⁢μ⁢(K)
=∑i=1n(yi−ε)⁢μ⁢(Ei)+2⁢ε⁢μ⁢(K)+εn⁢∑i=1n(|a|+yi+ε)

を得る。ここまでをまとめると

Λ⁢f≤∑i=1n(yi−ε)⁢μ⁢(Ei)+2⁢ε⁢μ⁢(K)+εn⁢∑i=1n(|a|+yi+ε)

である。この不等式の右辺を更に評価しよう。yi≤bから∑i=1n(|a|+yi+ε)≤∑i=1n(|a|+b+ε)=n⁢(|a|+b+ε)である。|a|+b+ε≥0に注意せよ。そして留意しておいた∑i=1n(yi−ε)⁢μ⁢(Ei)≤∫Xf⁢𝑑μから

∑i=1n(yi−ε)⁢μ⁢(Ei)+2⁢ε⁢μ⁢(K)+εn⁢∑i=1n(|a|+yi+ε)≤∫Xf⁢𝑑μ+ε⁢(2⁢μ⁢(K)+|a|+b+ε)

なので結局

Λ⁢f≤∫Xf⁢𝑑μ+ε⁢(2⁢μ⁢(K)+|a|+b+ε)

を得る。 ε>0は任意だったので結局

Λ⁢f≤∫Xf⁢𝑑μ

が分かる。 ∎

step 14 (測度の一意性).

可測空間(X,𝔐)上で定理の条件を充たす二つの測度μ,νを与える。任意のE∈𝔐は外部正則なので開集合の上でμとνが一致していれば𝔐上でも一致するが、任意の開集合は内部正則なので、結局Cpt⁢(X)上でμ,νが一致していれば𝔐上一致する。以下Cpt⁢(X)上二つの測度が一致することを示す。

K∈Cpt⁢(X)を任意に与える。すると外部正則性から任意にεを与えると

K⊂V,μ⁢(V∖K)=μ⁢(V)−μ⁢(K)<ε

となるV∈𝔒が存在する。そしてウリゾーンの補題からK≺f≺Vとなる関数f∈Cc+⁢(X)が存在する。このときχK≤f≤χVなので積分の単調性から

∫Xf⁢𝑑μ≤∫XχV⁢𝑑μ=μ⁢(V)

となり、Vの取り方からμ⁢(V)<μ⁢(K)+εなので結局

∫Xf⁢𝑑μ<μ⁢(K)+ε

を得る。 さて

∫Xf⁢𝑑μ=Λ⁢f=∫Xf⁢𝑑ν

なのでχK≤fから

ν⁢(K)≤∫Xf⁢𝑑ν=Λ⁢f

が分かる。 以上から

ν⁢(K)≤Λ⁢f<μ⁢(K)+ε

を得るがε>0は任意だったので

ν⁢(K)≤μ⁢(K)

を得る。ν,μの役割を入れ替えて逆向きの不等式も得られるので

∀K∈Cpt⁢(X)⁢ν⁢(K)=μ⁢(K)

がわかる。よって一意性が確かめられた。

以上によりリース-マルコフ-角谷の表現定理の証明は終わった。□

注意.

Cc⁢(X)上の正値線形形式はCc+⁢(X)上だけで完全に決定されることに注意しよう。つまりCc+⁢(X)上の関数I:Cc+⁢(X)→ℝが

(1) ∀f∈Cc+⁢(X)⁢I⁢f≥0
(2) ∀f,g∈Cc+⁢(X)⁢I⁢(f+g)=I⁢f+I⁢g
(3) ∀a∈[0,+∞)⁢∀f∈Cc+⁢(X)⁢I⁢(a⁢f)=a⁢I⁢(f)

を充たすならばIはCc⁢(X)上に正値線形形式に一意的に拡張されるのである。

f∈Cc⁢(X)についてf+=max⁡(f,0),f−=max⁡(−f,0)としたときにf=f+−f−と書けるがこれを使ってI:Cc⁢(X)→ℝを

I⁢f=I⁢f+−I⁢f−

と拡張すればよいし、線形に拡張するにはこのやり方しかないのもすぐにわかる。

上のリース-マルコフ-角谷の表現定理を使って測度を構成する際にはCc+⁢(X)上に

(1) ∀f∈Cc+⁢(X)⁢I⁢f≥0
(2) ∀f,g∈Cc+⁢(X)⁢I⁢(f+g)=I⁢f+I⁢g
(3) ∀a∈[0,+∞)⁢∀f∈Cc+⁢(X)⁢I⁢(a⁢f)=a⁢I⁢(f)

を充たす関数が与えられさえすればよいのである。この方法は例えばハール測度を構成する際にも用いられる。

References

  • [1] W.Rudin,Real and Complex Analysis second edition,McGraw-Hill, 1974
  • [2] 梅垣壽春・大矢雅則・塚田真,測度・積分・確率,共立出版,1987